【レビュー】TP Linkの中継器「RE450」はWi-Fiがつながらない一軒家でも便利!

「自宅のWi-Fiがつながらない…」とお悩みの方に、TP Link社の無線LAN中継器「RE450」をレビューします。機器のスペックや使用のポイントも解説しました。「RE450」の何が優れているのか、詳しくご紹介しますのでぜひご覧ください。

Wi-Fi中継器「TP Link RE450」使用レポート

「Wi-Fi中継器」は、Wi-Fiルーターから発信された電波を受け止め、スマホ・PCへ再発信してくれる機械です。

住宅のように部屋数や家具が多いところでは、Wi-Fi電波が障害物に阻まれて弱くなりがちです。

「ルーターから離れた部屋ではWi-Fiが使えない・使える場所に限りがある」とお困りの方も多いでしょう。

このようなときにWi-Fi中継器を使うと、Wi-Fiルーターからの電波が強いうちにキャッチし、端末に向けて再発信してくれます。Wi-Fiが使える範囲が広がり、通信もスムーズになるのです。

本記事では、TP Link社のWi-Fi中継器「RE450」を使用します。TP Link社の製品は通信速度の安定性の面で評価が高く、「RE450」は接続方法も簡単です。スマホ・PCから管理できます。

ここでは、一軒家で「RE450」を使用した場合をレビューします。

一軒家の1階に「TP Link RE450」を設置

本記事では、2階にWi-Fiルーターがある一軒家の1階に「RE450」を設置しました。

中継器を使っていない状態では、Wi-Fiマークが2つしか表示されていません。動画コンテンツなどを見ていると、途中でぷつぷつ途切れてしまいます。

Wi-Fi中継器は「アンテナの向き」に注意!

Wi-Fi中継器を使うときは、アンテナの向きに注意してください。

アンテナは、周囲360度で電波を受信・発信しています。けれども、向きによって電波の拾いやすさ・広がりやすさが異なるのです。

縦方向のアンテナは、水平方向に電波が広がりやすいです。

一方でアンテナを横にすると、垂直方向に電波が広がりやすくなります。

本記事のように2階からのWi-Fi電波を1階で使えるようにする場合、縦横どちらにもアンテナを広げてできるだけ受信・発信の範囲を拡大するのがベストです。

つながらなかったWi-Fiが使えるようになった

中継器「RE450」を設置した結果がこちらです。

スマホのWi-Fiマークが3本表示されました。この状態だとインターネットが途切れず、動画などもスムーズに見られます。

使用して感じた「TP Link RE450」の便利さ

今回、TP Link社の中継器「RE450」を使って感じた利点をご紹介します。また、中継器本体にある「2.5GHz」「5GHz」についても解説するので、ぜひご覧ください。

1:2階にWi-FiルーターがあってもOK

中継器「RE450」は、かなり離れたところにあるWi-Fiルーターの電波も拾って発信できます。

本記事の場合Wi-Fiルーター自体は2階にあるのですが、中継器設置前は1階のリビングまで電波が届かない状態でした。

リビングに「RE450」を設置すると、スマホで受信できる電波が強くなりました。

「RE450」は、Wi-Fiのカバー範囲を最大1,115平方メートルまで拡張してくれます。可動式の3本のアンテナで、家の中にWi-Fiを行き届かせてくれるのです。

1つあれば複数の端末にWi-Fi電波を飛ばしてくれます。

また、「RE450」はデータの通信速度も一般的な中継器より2倍以上速いです。

2:メーカーが異なるWi-Fiルーターにも対応

本記事で使っているWi-Fiルーターは、TP Link社のものではありません。TP Link社の製品の中でも「RE450」は特に互換性が高く、さまざまなメーカーのWi-Fiルーターとともに使えます。

また、ご自宅で有線ルーターを使用している場合、「RE450」を接続するとWi-Fiアクセスポイントとしても利用できます。

「Wi-Fiアクセスポイント」とは、家庭内LAN(ホームネットワーク)と無線LAN機能を備えたパソコン・スマホなどを接続する機械です。

「RE450」を使うと、ご自宅にWi-Fi環境がなくても同じようにWi-Fiが利用できるのです。

おまけ:「2.5GHz」「5GHz」の違い

中継器「RE450」本体に、「2.5GHz」「5GHz」と書かれています。

これは「RE450」が対応しているWi-Fi電波の周波数です。2つにはこのような違いがあります。

  • 2.5GHz→電波は弱いが広い範囲をカバーできる。障害物に強い
  • 5GHz→電波は強いが狭い範囲しかカバーできない。障害物に弱い

2つの電波は、どちらも受信できるときもあれば片方しか受信できない場合もあります。最低でもどちらか一方が受信・発信できるように、2種類の電波に対応しているのです。

どちらかの電波が使えれば通信は途切れません。

まとめ|Wi-FiがつながらないならTP LINKの中継器「RE450」!

TP Link社の無線LAN中継器「RE450」をレビューしました。

Wi-Fi中継器を使うと、電波が途切れがちな一軒家でもスムーズに通信できます。インターネットも途切れないし、動画などもサクサク見られて快適です。

特に「RE450」は使いやすいので、つながらないWi-Fiにお困りの方はぜひご検討ください。

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