新しいAIが登場!Google Bardの使い方やChatGPTとの違いとは?

本記事では、Chat GPTよりも性能がUPし、一歩リードしているといわれているGoogle Bardについてご紹介します。

Google Bardとは?

Google Bardとは話題のChatGPTのライバルで、文字や画像を作ってくれるAI人工知能です。

例えば、Google Bardの検索窓に「日本の歴史を2000文字で教えて」と入力してみます。

自動で文章を作ってくれるのでとても便利です。

最近は、文章だけではなく画像も生成してくれます。

特にGoogle Bardはさらに便利になり、ChatGPTを一歩リードし始めました。

今回は、Google Bardの機能について詳しくまとめているので、これから使用したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

Google BardとChat GPTを比較

Google BardとChatGPTについて表を使って簡単に説明します。

ChatGPT|2021年のデータを元にテキストを作成

開発元は、アメリカのオープンAI社です。

ChatGPTは2021年 9月までの情報を元にした文章しか作れません。

今後、最新のデータにも対応してくると予想されています。

Google Bard|最新の情報で文章作成

一方、Google Bardは最新のデータを元にして文章を作ってくれます。Google Bardの開発元は、Google社です。

文字や画像を作るスピードをChatGPTと比べると、Google Bardの方が早いです。

Google Bardの便利な使い方

Google Bardの便利な4つのポイントは以下の通りです。

次の章では使い方についてご説明していきます!

文章の添削

まずは、ChatGPTとGoogle Bardの検索画面を並べます。検索窓にビジネスライクな内容のメール文章を入力し、丁寧な文章に添削してもらいましょう。

以下の文章をChatGPTの検索窓に入力します。

ChatGPTの結果

どれくらいビジネスライクな文章に変換されたのか確認してみましょう!

ChatGPTは正しく生成できなかったので、もう1回「応答を再生成する」を押してみます。再生成も正しく添削できませんでした。

Google Bardの結果

一方、Google Bardの添削内容を見ていきましょう!生成された文章は以下の通りです。

比較的正しいビジネス文章に添削してくれました。

さらに、Google Bardには回答案をいくつか表示してくれる便利な機能もあります。まず、「他の回答案を表示」を押してみます。

回答案1、2、3と複数用意してくれるので、3つの中から一番いいなと思ったものを選択してください。

回答エクスポートからGmailで下書きを作成することもできるので、メール送信も簡単です。

回答エクスポートを押すと、「Gmailで下書きを作成」と表示されるのでクリックしましょう。

「メールの下書きを作成しています」と表示されます。

「Gmailを開く」をクリックすると、Gmailのアプリが開きます。

下書きに生成した文章を自動で入れてくれるので、あとは宛先を入れてメールを送信するだけなのでとても便利です。

Webサイトの要約

次は、Webサイトの要約です。まずは、WebサイトのURLをコピーします。

ChatGPTとGoogle Bardの検索画面に、以下のように指示してください。

①Google Bardの結果(URLをコピーした場合)

Google Bardの要約結果は以下の通りです。

ほかの回答案も表示してみましょう。

②ChatGPTの結果(URLをコピーした場合)

一方、ChatGPTの結果は、要約ができていませんでした。

③Google Bardの結果(文章をコピーした場合)

先程ご紹介した結果では、少し情報量が少なかったので、ニュースページの文章をコピーした場合にどうなるか見ていきましょう!

まずは、文章全体を選択してコピーします。

Google Bardの検索窓に貼り付けします。最初に「以下を要約して」を付け加えてから要約開始です。

以下が要約した結果です。

現時点で表示されるまでのスピードは、Google Bardの方が早いです。

④ChatGPTの結果(文章をコピーした場合)

ChatGPTの検索窓にも同じように先ほどコピーした内容を検索窓にコピペします。要約した結果は以下の通りです。

外国語の翻訳

次は、ウォールストリートジャーナルのWebサイトを使用して、外国語の翻訳を行ってみましょう。下記記事をコピーして翻訳してもらいます。

Google Bardの結果

Google Bardの検索窓に貼り付けします。最初に「日本語に翻訳して」を付け加えてから翻訳開始です。

以下が翻訳した結果です。

ChatGPTの結果

ChatGPTの検索窓にも同じように先ほどコピーした内容を検索窓にコピペします。

以下が要約した結果です。

翻訳のスピードでも現時点では、Google Bardが一歩リードです。

画像の生成

2023年6月現在では、Google Bardで画像生成は対応していません。しかし、今後Adobe Fireflyと連携することで画像の生成が可能になります。

今回は、Adobe Fireflyを使用して画像生成を行う方法をご紹介します!

現在は2種類の方法で画像生成ができます。1つ目は「Text to image」で、意味は「文字で指示して画像を生成する」です。

2つ目は「Text effects」で文字自体を生成するエフェクトです。

今回は、「Text to image」を使用して画像生成を行います。まず、Generateをクリックしてください。

下の画面に文字を入力するのですが、英語しか対応していないので、Google Bardを活用しましょう。

①Google Bardを使って翻訳

Google Bardの検索窓に以下の文章を入力します。

検索結果は以下の通りです。

現在は、まだ日本語から英語への翻訳は不得意だとわかりました。そのため、次の章でGoogle翻訳を使用する方法も試してみます。

②Google翻訳を活用

GoogleでGoogle翻訳と検索し、Google翻訳のページを開いてください。

初期設定は英語から日本語に変換するようになっているので、日本語から英語に翻訳する状態にしておきましょう。

日本語部分に文章を入力すると自動的に英語に翻訳してくれるので、英語の部分をコピーします。

③Adobe Fireflyで画像生成

Adobe Fireflyの検索窓に先ほどの英語の文章を貼り付けましょう。

画像生成をスタートすると、以下のような画像を生成してくれます。

この画像は右側のボタンから加工でき、ダウンロードも可能です。オプションからコピーもできるので、自由に活用してください。

Google Bardのログイン方法

Google Bardのログイン方法を解説していきます。まずはパソコンのブラウザを使用し、Google Bardを検索しましょう。

この際、出てくるサイトのタイトルは時期によって異なるのでURLをチェックしてクリックしてください。

「ログイン」をクリックします。

Googleアカウントのメールアドレスとパスワードでログインします。

Googleアカウントを持っていない方は、アカウントを作成から作成してください。

ログインが完了したら、Googleアカウントのアカウントが表示されます。

「Bardを試す」をクリックします。時期によって表示方法は多少異なる可能性があるので注意してください。

同意しなければ利用できないので、「詳細から同意する」をクリックします。

Google Bardは試験運用中のサービスのため、「続行」をクリックしてください。

Google Bardが使用できる画面に移動しますので、文字を入力してください。

ダークモードを使用をクリックして、画面をブラックに変更も可能です。お好みの画面でご利用ください。

Google Bardの使い方を把握して作業効率を上げよう!

話題のChatGPTよりも性能が高いと言われているGoogle Bard。 ビジネス文書の作成以外にも外国語の翻訳や画像生成まで可能です。 

使用することで、もっと仕事などの作業効率を高めていきましょう。

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