この記事では「今さら聞けないiPhoneの使い方」から「便利な裏技」までを、初心者・シニアユーザーにも分かりやすく解説します。
入力・削除スピードを大幅アップさせる早技やインターネットの使い方など、誰でも使いこなせる8つの機能をご覧ください。
裏技1.入力間違いを0.1秒で戻せる方法
入力した文字を修正しようとして消しすぎた場合の修正方法です。
iPhoneを振ると、「取り消す」ボタンが表示されるので「取り消す」を押します。再び、最初に入力した画面が現れるので、入力間違いの修正が可能になります。
裏技2.入力速度アップ!「音声入力」と「フリック機能」
音声入力
今回は、メモ帳を使っての音声入力を解説します。
ホーム画面から「メモ帳」を選択し、右下のマークをタップしてください。
開かれた画面で音声入力をする場合、右下の「マイク」のボタンを押して話すだけでOKです。
フリック機能
住所を素早く入力するにはまず、キーボードの「abc」を押し、次に「123」を押してください。
郵便番号を入力すると、予測変換で住所が表示されます。表示された住所をタップすればOKです。
ネットショッピングや会員登録の際に簡単入力が可能に。
裏技3.目疲れ、ドライアイを軽減する機能
目の疲れ、ドライアイを軽減するには、iPhoneの「Night Shift」機能を使いましょう。画面全体を暖色系の明かりに調整でき、眼精疲労の原因のブルーライトを抑えます。
- ボタンの付いたiPhoneは画面の下から上に、ボタンの付いていないiPhoneは上から下へ画面を指で払う
- ホームボタンのないiPhoneは、さらに右上から下へ払う
- 太陽のマークをタップ
- 続いて画面下の「Night Shift」をONに
- 画面が赤くなり、ブルーライトを抑えられる
これで、目に優しい明かりで使用できます
裏技4.「モバイルデータ通信」「Wi-Fi」「機内モード」の違い
ボタンの付いたiPhoneは画面の下から上に、ボタンの付いていないiPhoneは上から下に画面を指で払います。
モバイルデータ通信
オン・オフを、緑色のアンテナの絵のボタンで切り替えます。
モバイルデータ通信とは、携帯電話会社の基地局から発信される電波のことです。電波は遠くまで届くため、外出先ではモバイルデータ通信の電波を拾います。
毎月使える量が決まっており、常時オンにしておかないと電話も通信もできません。
Wi-Fi
扇形のマークで電波のオン・オフを切り替えます。オンになっている時は、モバイル通信データよりも優先的にWi-Fiのデータを拾います。
自宅や職場にWi-Fiルーターを設置して無線の電波を発します。モバイルデータ通信と違い、電波は数十メートルまでしか届きません。
室内などでは、Wi-Fiの電波を利用するのが望ましいです。
機内モード
飛行機の中などで、スマホが電波を発さないように制限する機能です。
機内モードをオンにすると、モバイルデータ通信がオフになるので要注意。通常はオフにしておきましょう。
裏技5.充電しっぱなしのデメリット
充電のしっぱなしは、バッテリー(iPhoneの中の電池)が消耗します。寝る前に充電すると、起きた時には100%になります。これで完了なので、もう充電しなくてOKです。
裏技6.インターネットの使い方「ブラウザ」とは?
インターネットをするには、方位磁針のマークのボタンをタップします。続いて「yahoo!」のマークをタップすると、yahoo!にアクセスできます。
検索ボックスに文字を入力し「検索」を押せば情報が出てきます。「ブラウザ」とはインターネットができるアプリを指し、方位磁針のマークのことです。
裏技7.検索履歴を削除する方法
検索したものや閲覧したページを他の人に見られたくない場合は、次の手順で削除できる。
- ホーム画面の「設定」をタップ
- 「Safari」をタップ
- 切り替わった画面を下にスクロールさせ「履歴とwebサイトデータを削除」をタップ
- 「履歴とデータを消去」と表示をタップし、削除完了
裏技8.SMS(ショートメール)とは?送り方も解説
SNS(別名ショートメール)とはインターネットを通さず、携帯電話の番号があればやりとりができるメッセージ機能のことで、Eメールとは異なります。
Eメールはインターネットを介してやりとりするメールで、Eメールアドレスが必要です。
- 受話器のマークをタップ
- 「メッセージ」と書かれた吹き出しのマークをタップ
- すでに相手の電話番号が入っているため、メッセージを入力して送信する
裏技9.ビデオ通話をする手順
- 画面下の「電話マーク」をタップ
- 「連絡先」をタップ
- ビデオ通話をしたい人の連絡先を選択
- 「ビデオ通話」マークをタップ
- 「FaceTime」と「LINE」が表示される
- 相手がiPhone、iPadの場合は「FaceTime」、LINEアプリを使っている相手とは「LINE」でビデオ通話が可能
- 相手の顔が表示され、ビデオ通話が開始される
- 「終了」の赤いボタンを押すと通話を終了できる
裏技10.アプリの入れ方、消し方
アプリとはアプリケーションの略で、ソフトウェアの意味です。ホーム画面にある「App Store」からダウンロードできます。
- 「App Store」をタップ
- 画面に選択肢が表示されたら「有効にする」や「オン」を選びながら進む
- 「検索」をタップ
- アプリの情報を入力し、検索
- 該当するアプリを見つけたら「入手」を押す
- Apple IDの入力を求められたら、正確に入力する
- パスワードを入力し、右上の「サインイン」をタップ
- 「ダブルクリックでインストール」の指示に従い、電源ボタンを2回タップ
- 「インストール」をタップ
- Apple IDのパスワードを再度入力
- 入力後に「サインイン」を押すと、アプリ画面が「開く」に
- アプリのインストールが完了。ホーム画面にアイコンが出現し、iPhoneにアプリが入る
以上です。
裏技11.アプリを並べ替える
ホーム画面の、アプリを並び替える方法です。
- ホーム画面で、並べ替えたいアプリを長押し(削除する時よりも長く押す)
- アプリが画面上で揺れ始める
- 長押し状態で押さえたまま、アプリを画面上でスライド
- まだ他のアプリが揺れているので他のところをタップ
以上です。
裏技12.3秒でアプリをフォルダ分けする
アプリをフォルダ分けする方法です。
- フォルダ分けしたいアプリを長押し
- 他のアプリが揺れ始めたら、一緒にまとめたいアプリのアイコンの上に重ねる
- フォルダ名を設定したらフォルダ分け完了
裏技13.1秒で画面を切り替える
スマホの中で複数のアプリを開きっぱなしにしていると、電池の消耗が早くなります。
ホームボタンがある場合
ホームボタンを素早く2回タップし、指で上に払うとアプリの画面を閉じられます。
ホームボタンが無い場合
- 画面下から上に向かってゆっくりスライド。真ん中あたりで指を離す
- 画面が切り替わり、立ち上げているアプリがすべて表示される
- 左から右にスライドさせるとすべて確認できる
- アプリを閉じる時は、上に向かって指で払うだけ
以上です。
裏技14.写真をきれいに撮れる裏技
写真をよりきれいに撮る方法です。
- カメラアプリを立ち上げ、シャッターボタンで撮影
- 撮った写真を左にスライドさせ「ポートレート」を選択
- 画面上の矢印を押す
- 「◯」マークを押す
- 「ビビット」で色が鮮やかに
- iPhoneを逆さにした状態で撮影すると、立体感を演出できる
以上です。
裏技15.最初のパスワードを忘れた場合
電源を入れた時に入力を求められるパスワードを忘れた場合、初期化するしかありません。初期化とは、iPhoneを買った直後の状態に戻し、自分でパスワードを再設定することです。しかし中のデータはすべて消えてしまいます。
パスワードを忘れないことが一番大切です。今すぐ、現時点のパスワードをノートにメモしておきましょう。
自分で初期化することも不可能ではありませんが、手順は面倒です。
おすすめの対策は、Apple関連のお店に駆け込むこと。直営店は極めて少ないものの、「カメラのキタムラ」「ビッグカメラ」といった代理店は全国に点在しているので、ぜひ利用してみましょう。