工事不要ですぐに使えるため、光回線では工事の時間がかかると悩んでいる方におすすめです。
インターネット接続し放題であるため、困ることもないでしょう。しかし場合によっては制限があるため、家でネットを頻繁に使う方にはおすすめしません。
持ち運びができないもののモバイルルーターよりもネットの長時間接続が安定しており、安く契約できるプランもあります。
費用を抑えつつ、安定したネット環境をすぐに作りたい方におすすめです。
オンラインゲームやテレワークでネット環境を整えるために、ホームルーターの導入を考えた方も多いのではないでしょうか?
しかし、光回線やモバイルルーターとの違いが分かっていなかったり、どのモバイルルーターがいいのかわからなかったりする方もいらっしゃるでしょう。
この記事ではホームルーターと光回線の違いや選び方などについてご紹介します。
ホームルーターと光回線・モバイルルーターとの違い
ホームルーターと光回線・モバイルルーターとの違いは次のとおりです。
- 工事の有無
- 速度の違い
- お試しが可能化どうか
- 料金が違う
それぞれの特徴が異なるため、特徴を把握して自分に合っているものを選びましょう。
工事の有無
1つ目は工事の有無です。
光回線は回線速度が早いものの、電信柱から光ファイバーケーブルを家に通すための工事が必要となります。
しかし、ホームルーターとモバイルルーターは、携帯電話会社の基地局からの電波を基にしているものであり、工事をする必要はありません。工事は時間がかかるため、すぐにネット環境を整えたい方には不向きです。
速度が違う
2つ目は速度の違いです。
回線速度を速い順に並べると、以下の順番になります。
- 光回線
- ホームルーター
- モバイルルーター
ホームルーターとモバイルルーターの速さはエリアによって異なりますが、どちらも共通して10階以上の高層階に弱いという特徴があります。安定度に関しては、光回線が一番であり、続いてはホームルーター、モバイルルーターの順です。
お試しが可能かどうか
3つ目はお試しの有無です。
ホームルーターやモバイルルーターはエリアや環境によって速度や安定度が大きく影響するため、実際に使用しないと使い勝手がわかりません。
どちらも契約から8日以内であればキャンセル、返品・返金可能と、お試しが可能です。
導入したものの、想定していたよりも速度が遅い場合はキャンセルできるため、安心して導入できるでしょう。
料金が違う
光回線は工事費、機種代、利用料の3種類が発生します。
工事費は2万〜4万円かかるものの、キャッシュバックキャンペーンを利用すれば、実質0円になります。
機種代も長期契約で実質0円になり、発生するのは利用料だけです。
マンションであれば月4,000〜4,500円、戸建てであれば月5,000〜5,500円ほど。
ホームルーターとモバイルルーターは長期契約で0円、利用料は月4,500円ほどです。
ホームルーター3社の比較
ここでは次のホームルーター3社を比較してみました。
- NTTドコモ home4
- KDDI系 UQWiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G
- ソフトバンク社 Air ターミナル5G
表にすると次のとおりです。
NTTドコモ home4の概要と特徴
電波はドコモ4Gとドコモ5Gどちらも受信できます。
4Gは周波数が低いため、広いエリアに届きます。
速度が早いのは5Gですが、範囲が狭いため範囲外の方は4Gを利用することになるでしょう。
とはいえ速度・範囲が安定していておすすめです。ドコモのスマホとセット割で最大月1,100円で利用可能です。ただし「ahamo」の場合はセット割は適用されません。
KDDI系 UQWiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G
電波はWiMAX2+・au 4G・au 5Gです。
WiMAX2+は届かないエリアもありますが、月1,100円を支払えば4Gや5Gの電波を受信できます。受信できない方は1,100円を支払ってオプションを付けましょう。
スマホセット割で最大月858円となっており、3社の中でも最も安い値段となっています。しかしオプションの利用を考えると場合によっては高くなることもあります。
ソフトバンク社 Air ターミナル5G
4Gでも広範囲に届かないものの、範囲は広く速度もそこそこ出ます。
ただし他社のように、赤字のプラチナバンドがないため、家電量販店の店員と相談するのがおすすめです。5Gは速度が早いものの、他社のように広範囲には対応していません。
ソフトバンクとのスマホセット割は最大月1,188円と3種類の中で最も高額です。
ホームルーターのメリット
ホームルーターのメリットは画像のとおりです。
工事不要ですぐに使えるため、光回線では工事の時間がかかると悩んでいる方におすすめです。
インターネット接続し放題であるため、困ることもないでしょう。しかし場合によっては制限があるため、家でネットを頻繁に使う方にはおすすめしません。
持ち運びができないもののモバイルルーターよりもネットの長時間接続が安定しており、安く契約できるプランもあります。
費用を抑えつつ、安定したネット環境をすぐに作りたい方におすすめです。
ホームルーターのデメリット
ホームルーターのデメリットは画像のとおりです。
デメリットは高層階に弱いことが挙げられます。
実際にソフトバンクのホームルーターは10階以上のマンションでは契約ができません。
ドコモやUQ WiMAXのホームルーターであれば、高層階でも電波が入る場合があるものの、光回線のよりも性能は劣るため、安定した速度と回線を求めている方にはおすすめできません。
8日以内の返品はできるため、使い心地を確認してみるのもよいでしょう。
UQ WiMAXのホームルーターであれば15日間のお試しができるため、気になる方はそちらを試してみましょう。
まとめ:メリットとデメリットを把握して使用を検討しよう
本記事ではホームルーター・光回線・モバイルルーターとの違いから、各社の比較などを紹介しました。
ホームルーターは光回線よりも性能が劣るものの、工事不要ですぐに使える点が魅力です。
まずはメリット・デメリットを把握してから自分に適しているか確認して、使用するか検討してみましょう。